2016年4月26日 第85回木村塾やってみよう会 会合報告

85回_1株式会社コージツ 代表取締役社長 別府直樹さん

テーマ 「深海から水面へ出てきたベッパー!次なる行先は?」

 プロの話し手かと思うぐらい、饒舌な話し方。 そして、何よりも、初対面の方でもすぐに分かる、湧き出るような元気な性格。 そんな別府社長。

 ただ、そこに至るまでは、私達では、想像もつかないぐらいの壮絶な人生を歩んでこられた事を、ありのまま発表してくれました。

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 幼少期は、背が小さく、色白だった事もあり、よく周りから「白人」などと言われ、からかわれていた。そして、その事がきっかけで、友人を傷つけてしまい、おのずと自分の周りに人がよりつかなくなっていた。

そんな中、まず、一つ目転機がおとずれる。

 「クラスの人気者、アリスエ君」

 クラスの中でも、特に人気者で、そんな彼が、「お楽しみ会」の出し物の際、周りの誰もが自分には近づかないが、自分の事を「おもしろい!!」と言ってくれ、一緒の班に誘ってくれ、ヒゲダンスの出し物をした。

 「白人」と言われ、周りが誰も近づかなかったが、その人気者のアリスエ君が、 「ベップ」をなぞり「ベッパー」というあだ名をつけてくれた。

 それからは、ベッパーという愛称で、自分も人気者になっていけた。 アリスエ君には今でも感謝している。

 だが、そんな中、突然、両親が離婚した。

 母親を探しに、一人、新大阪のホームに。  でも、見つからず、それ以降、会う事はなかった。

その光景・気持ちは今でも鮮明に覚えている・・・。  その時に、自分に誓った。 「親の世話にはならない!」と。

 それからは、アルバイトにあけくれる。 学歴を高校生と偽り、中学生時代から、お金を稼いでいた。 当時誓ったように、親から、おこずかいをもらうのが嫌だった。

 高校生時代には、あまりにも、活動的すぎるので、知人から紹介され、障害者支援のボランティア活動も行った。

 そして、ようやく、社会人となり、正式に自分で稼げるようになる。 初めての仕事が、不動産関係の会社であった。  当時はバブル絶頂期で、20歳ぐらいにも関わらず、月の給与は3ケタを超える時もあった。そして、仕事もするが、遊びも豪華になり、夜の街で遊びほうけた。 お金が無くても「月賦」(今で言うローン)で何でも買える。という少し感覚がマヒしていた。気づけば、多額の借金が残ってしまった。

 その時に、「借金はしたらアカン」と学んだ。

 このままではダメだと思い、転職を決意。 給料はそんなに、高くはないが、靴の卸問屋へ勤めた。 大企業ではなく中小企業を選択した。 自分のやりたい事が出来るのではないかと思ったからだ。

 ここでの経験は、非常に大きかった。たくさん勉強もした。 「人との縁と時の縁」という事にも気づけた。

 もちろん、当時の借金も完済した。

 そして、先輩から誘われ、はい分かりましたと二つ返事。

学びの場へのお誘いであった。

 そして、そこで学びと出会い、二つの目の転機、最大のライバル(心友)とも出会った。

 そんな中、13年間勤め、それなりの稼ぎと役職があった会社を辞める事になった。 父が経営している会社の経営が苦しく、自身が保証人にもなっていたため、自分がそこに入り、3年ぐらいで、立て直し、また違う仕事をしようと決めたからである。

 ところが、そこは、とんでもない状況であった。

・活気がない・長年赤字・債務超過・挨拶がない等、いつつぶれてもおかしくない状況であった。もちろん、再建のために、自身は2年近く、無給状態で働いた。 その頃、自分の財布には、常にお札が入っていなかった。とても、辛かった。

 会社を再建させるため、数々の改善活動を行おうとするが、1VS全従業員状態であった。 ランボー状態であったと、当時の事を笑いながら話す別府社長はとても、清々しかった。

 何から手をつけて良いか分からない状態。 そして心友の松木社長に、相談を持ちかけ、財務状況等もお見せすると 「辞めたら」というアドバイスだった。  そんな状況が長年続いた。

いつ、こんな状態から抜け出せるのか?

「深海」にいる感じだった。

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 でも、そんな時も周りが助けてくれ、一緒に学ぼうと誘ってくれた。 月5,000円の会費。当時の自分では、目一杯の金額であったが、本気で学ぶ事を覚悟した。

 そこで、「運営」から「経営」をしないといけないと気づく。

 経営計画発表でも、よく分かっていないのに、発表をし、色々な指摘を受けた。 でも、そこで、何故赤字になっているかの原因追究をしないといけない事にも気づけた。

 紆余曲折があったが、ようやく、通期で黒字が出るようになり、正式に会社の代表取締役にも就任した。

 心から湧き出るありがとう という言葉が言えるようになっていた。

 ベッパーが「深海」から「水面」に出た瞬間だった。

 ただし、そこから、新たな悩みが出てくる。

 どこに出てきて、どこに向いているのか?

 でも、この場に誘ってくれた心友が言っていた。

みんなの前で公言しないとアカン!と。

 BSビジョンを掲げた。  10年後、20年後、こうなっていたいと。

 それは、ただの間違いなのか、それとも、実現するのか?

 20年後の自己資本が10億万円(換算して10兆円)と記載されていた・・・。

 「誠実 誠意」という社是のもと

 「世界に喜びの輪を広げる」という経営理念

 20年後、本当に日本を代表するグローバルな企業になっていて欲しい。

 そして目指してみて欲しい。

85回_4

 これからのベッパーに乞うご期待。

 講演自体は1時間でしたが、体感時間15分でした。 それぐらい、引き込まれました。

 別府社長、貴重な講演ありがとうございました。

(レポート/前田 繁孝)平成28年4月26日

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