2015年10月13日 第72回木村塾やってみよう会 会合報告

講演 有限会社 エム・カンパニー 代表取締役 松木 克浩 様

テーマ 「夢は叶う」

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松木社長の一人のファンとして、昨日の講演の感想レポートを提出させて頂きます。

まず、昨日のお話は「ワクワクする」という表現が、ピッタリだと思います。

それは、やってみよう会に参加して講演を聞いた聴衆の皆様以外にも、お客様・お取引先様・従業員・そして家族、みんなが未来に対して「ワクワクする」ビジョンでした。

聞かせて頂いた私も、講演終了後、何故が、気持ちが高まり、改めて、自社、自分自身、そして、みんなの将来をイメージしてしまいました。

でも、それは、大げさに言うと、今のこの日本社会、全体にとって欠けている物なのかも知れません。

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 松木社長は、幼少期から、算数が得意だった。また、ここでの表現を「数学」ではなく「算数」という表現で、私達に伝えて頂いた事が、松木社長らしく、ストレートで分かり易い。そして、当時から、貰った、おこずかいを、貯金箱に貯めていた。という話から、今のBS経営が重要であるという気づきにも、あとから繋がった。

 

 そして、学生生活中でのアルバイト先のマスターとの出会い。

これが、きっかけで、経営者(お金持ち)に憧れる。

 

 講演の節々に、「私は素直である。」という事もおっしゃっていた。

 

 まさにその通りで、この出会いを期に、松木社長は、社会人になり、経営者の道へと歩んで行く事になる。

 

 良く「チャンスの神様は・・・。」という話がありますが、そのチャンスの神様を見つけ、それを掴めるかどうかは、すなわち、自分自身が「素直」であるという事が一番重要なのかも知れない。という事を、講演終了後に思った。

 

 その最強の武器である「素直な心」を持った松木社長は、節目、節目で、必ずそのチャンスをモノにしてきた。

 

 運送業の規制緩和・牛肉の規制緩和・大手荷主の業態変化、様々な追い風のように思えるが、その風に乗れるかどうかは、その人次第である。

 おそらく、松木社長には、「ハイ、喜んで!」という精神が宿っているのだと思う。

だから、その時、その時で、必ず、後押ししてくれる方々が現れてくれている。

 

 そして、当時から憧れていた、経営者(お金持ち)になれた自分が居て、どんどん、遊び方も、豪華になっていった。

 

 だけど、会社の事業規模が大きくなるにつれて、資金繰りが苦しくなる。

 

 でも、本当になりかったのは、こんな経営者だろうかと自問自答するきっかけとなった「研修」と出会い、そこで、持ち前の素直パワーで、最大の気づきを得て、大きな理念を持つことになる。

 

        「物流を通じて社員・お客様に幸せを届ける」

 

その大きな理念の基、人財育成こそが、強い会社を創るという事に気づき、まずは自分自身、次に、一番近い幹部社員から、教育していった。

 

 売上も順調に伸びていき、社運をかけた大手チェーンの店舗配送を受諾する。

だが、そこで、大きな事件が起こる。

 その仕事自体が無くなるという、最大のピンチを迎えるが、その時、幹部社員の一言で、また、松木社長が奮起した。

 「社長、僕、このままじゃ悔しいですわ!また、ゼロから頑張りましょっ!」

その社員は、当時、2ヶ月後に退職する予定であったが、それも撤回した。

 

 現在、その幹部社員は、エムカンパニーの常務取締役である。

 

 そんなドラマのような物語が、本当にあった。

 

 そこから、再出発、さらに、エムカンパニーの快進撃が続いた。

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 大手物流会社の仕事から、直接荷主の獲得に走り、創業当時から強みであった、畜肉商品に特化した「畜産物流」を構築する。大手物流会社ではマネ出来ない。畜肉商品の小口混載サービス、路線マップを構築し、業界の口コミから、どんどん広まり、サービスを確立していった。

 現在では、大手物流会社と、直接荷主の比率が逆転し、現在では、売上の70%を超えている。

 

 さらに、畜肉業界の繋がりを活かし、お客様同士の商品のマッチングサービス

「エムカン牧場」のサービスを開始。

 

今後のビジョンとしては、従業員の終身雇用を目指し、一人で出来る焼肉チェーン

「俺の一人焼肉」

 

 さらには、自社ブランド牛の飼育・販売を目的とした牧場経営

「エムカンファーム」

 

 セントラルキッチン機能を持った3つの物流センターの構築

 

 海外展開

 

 牛のテーマパーク「エムカン横丁」

 

 本当に聞いているこちらが、ワクワクするビジョンである。

 

 そして、その暁に、従業員には、待っているステージがある。という事も明確にしている。

 例えば、年収、周りからの評価、労働環境、独立のチャンス。

 

それは、まさに従業員・家族が幸せになれるビジョンだ。

 

 でも、さらに凄いのが、現在23期のエムカンパニー。

30期、40期、50期時点のBSビジョンもしっかりと具体的に見据えていた事。

 

 ビジョンを明確化し、それを実現するための、経営数値の道筋もしっかりと、計画している事である。

 

 そして、最大の目標は、「自分たちの子供達が働きたい会社にする」という事です。

 

 たった45分の間でしたが、会場に居た、ほとんどの人が、その明るい未来を想像していたはずです。

現に、聞いているみんなが、満面の笑顔だったからです・・・。

 

まだまだ、書きたい事が、たくさんありますが、一人のファンとしての感想を書かせて頂きました。

 

 素直な心、それはすなわち、相手を認める力だと思います。

 

昨日は、本当にありがとうございました。

 

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◆木村会長の総括

・経営には言葉がないとダメ、そして言葉を支える数字が必要

・一人当たりどれだけの預金が持てる会社になるか

・変化は、備えをしっかりしている人には大チャンスとなる

・失敗とは「貴重」な体験

・社員の成長=会社の成長

 

平成27年10月14日 前田 繁孝