2015年5月26日 第64回 木村塾やってみよう会 会合報告

2015年5月26日 第64回 木村塾やってみよう会 福澤伸雄さんの我が人生を語る

64回1

 54名の過去最高の参加者を迎え、福澤伸雄さんの我が人生を語る発表が行われました。当日の朝には出来上がっていなかったパワーポイント、しかも間違っていきなりその最後のシートから発表が始まりました。そのシートには「両親、家族、社員さん、お客様、私のまわりの全ての皆さん、ありがとうございます」と感謝の言葉が記されていました。

 この感謝の念と素直な心こそ、福澤さんの大切な人生の理念だそうです。それが発表全体を貫くテーマとしても活かされていました。

 3代目であるご自身に至る祖父からの事業の変遷の流れ、町の電気屋さんがいかにして映像制作業にたどり着いたのか、自分のキャリアのスタート期のつらかった半年間、障がいのある弟さんの存在、JC、日創研、木村会長からの出会いや学びがいかに経営者として自分を変えていったのか、債務超過の決算書、倒産や解散の危機、その最中に心筋梗塞で倒れたこと、もがく中での数々の失敗談、この発表のために棚卸しされた福澤さんの人生の大切なターニングポイントが語られていきました。

64回2

 決算書のスライドでは、債務超過の様子が如実な右肩下がりのグラフで示されており中小企業にとって抜き差しならない状況だったことが伝わってきました。しかし、男、福澤伸雄!今期はなんと見事なV字回復を遂げての発表だったのです。グラフの最後に見事に描かれたVの文字、これがオープンブックで社員と数字、ビジョン、マインドを共有した結果、経営者福澤伸雄さんが創り出した見事な結果です。

 発表の中では、福澤さんの大きなビジョン、聞いている方もワクワクするビジョンが発表されました。55歳を迎える2019年には自己資本5000万円、キリマンジャロ初登頂、2021年57歳で自己資本1億円(木村会長より1歳若く実現)、2024年の60歳では自己資本5億、1000人の起業家育成、キリマンジャロ2回目(5年に一度登頂)、ホノルルマラソン参加(80歳まで毎年参加)、そして100歳までにキリマンジャロ6回登頂、ホノルルマラソン21回参加、木村会長の起業家支援財団の後継者となり木村会長の1001人の起業家にご自身の1999人を加え、3000人の起業家を育成されるという夢、ビジョンです。皆さん、覚えておきましょう。そして応援したいものですね。

64回6

 100年ビジョンを作ってみると、自分はまだ51歳。折り返し地点を過ぎたばかりだと実感された福澤さん。まだ51歳。レイ・クロックも伊能忠敬もカーネルサンダースも自分よりも年長で大事業に着手したことを思い、残り50年を感謝の念と素直な心を胸にビジョン実現に向け歩んでいかれるようです。

 発表後はやはりV字回復の背景に質問が集中しました。福澤さんご自身では、会社全体で意識を変えたこと、特に経営者としての自分が目標の数字、ビジョンを前に意識が変わり経費、お金だけでなく時間の使い方が変化したことが大きかったと語られていました。苦しい時期にはオープンになった決算書を元に社員の方にも給与削減を含む経費削減などで協力してもらったこともあったそうです。

 発表を聞かれたお母様からは、100年ビジョンを実現するため残り50年を生きるため健康に注意して欲しいという親心が伝えられました。それに対し、成功する姿をご両親に見せたいのでお母さんこそ健康で長生きして欲しい、と福澤さんからのお願いも伝えられました。

 「感謝の念と素直な心は決算書に表れなければならない」これが木村会長からの講評でした。つまり税金を払いたくなくて赤字の決算書のうちはダメだ、それを恥ずかしいと思わなければ、本当に感謝の念、素直な心があるならば決算書で大きなビジョン,夢を示し続ける必要があり、福澤さんのその道は始まったばかりなのです。福澤さんが残り半生、生涯をかけて、決算書に素晴らしい感謝の念、素直な心を示されていくことを仲間として楽しみにしていきたいと感じました。

 福澤さん、発表ありがとうございました。

64回8